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コーヒーが渋い?あなたの淹れたコーヒーが美味しくない5つの原因。

コーヒーをお家で淹れる方

「自分で淹れたコーヒーがカフェのと全然違う!渋いというか、苦いというか……。なんで美味しくならないのか教えて?」

こういった疑問に答えます。

☑︎本記事の内容


1. 自分でコーヒーを淹れると渋くなる……。

2. あなたの淹れたコーヒーが渋くなる5つの原因。

3. コーヒーを渋みなく淹れられるレシピ【解説】


今回はあなたの淹れたコーヒーが渋くなる5つの原因についてお話ししていきますね。

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1. 自分でコーヒーを淹れると渋くなる……。

自分でコーヒーを淹れると何で渋くなるんやろか……。

これは、コーヒー好きにとって常に付きまとう課題です。

1.1 コーヒーが「渋くなる」悩みを抱えている方は多い。

ツイートはこちら

先日こういったTweetをしたところ、多くの反響がありました。

人がいいねやリツイートをするときには様々な理由がありますが、興味・関心があるだけでなく「後で見返したい」「誰かに教えてあげたい」という気持ちもありますよね。

なので、自分自身悩んでいるもしくは、自分は悩んでいないけど他の誰かが悩んでいるということです。

つまり、このTweetに関して、多くの方が悩んでいるということになります。

とにかく、少なくとも70人の方は興味・関心を持っているということなので、今回はこのTweetについて深掘りしていきます。

1.2 コーヒーが渋くなる根本的な理由【結論の先取り】

本来美味しいはずのコーヒーが渋くなってしまうのは、言わずもがな淹れ方の問題です。

結論を先取りしてしまうと、渋くなるときの淹れ方というのは、成分を抽出し過ぎる淹れ方です。

コーヒーの味わいは、酸味➡︎甘み(苦味)➡︎渋み(苦味)という順番に抽出されます。

カフェや喫茶店のコーヒーが苦いのに美味しいのは、甘みを伴った良い苦味を感じているからなんですね。

逆に「苦くて飲めない!」というときの苦味は、本来「渋み」といわれるもので、悪い苦味になります。

成分を抽出し過ぎると、良い苦味を超えて、悪い苦味が出てきてしまうのです。

あなたは美味しい豆本来の味を、ドリップの仕方で潰してしまっていませんか?

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2. あなたの淹れたコーヒーが渋くなる5つの原因。

では、コーヒーが渋くなってしまう原因を5つ挙げます。

自分が当てはまっているものがないか、確認してみてください。

↪︎文字で読むのが面倒な方は動画で。

2.1 お湯の温度が高過ぎる

1つ目の原因は、お湯の温度が高過ぎるということです。

温度が高過ぎるというのは、具体的には90℃以上を指します。

お湯の温度が高過ぎると、成分を抽出し過ぎてしまい、渋みが出るのです。

コーヒーは水ではドリップで抽出できませんよね?

これは、温度を上げることによって、コーヒーの成分を抽出し易くしているのです。

高くし過ぎると成分が出過ぎてしまうのは納得感があるのではないでしょうか。

基本的には、83〜85℃くらいが丁度いい温度ですね。

2.2 粉の挽き目が細過ぎる

2つ目の原因は、粉の挽き目が細過ぎるということです。

具体的には、細挽き〜極細挽きくらいを指します。

コーヒーは豆のままでは抽出できませんよね。

豆を細かく砕いて、豆の表面積を大きくすることによって、成分を抽出し易くしているんです。

当然、細くすればするほど成分が出易くなるので、細挽きだと渋みが出てしまいます。

ハンドドリップ の場合、中挽き〜中粗挽きがベストですよ。

2.3 抽出時間が長過ぎる

3つ目の原因は、抽出時間が長過ぎるということです。

具体的には、3分以上かけて抽出することを指します。

時間をかけて抽出すればするほど、成分が出易くなります。

ドリップに3分以上かけている方は、まずは3分以内で抽出し切るようにしてみてください。

2.4 ドリップ時に粉が暴れている

4つ目の原因は、ドリップ時に粉が暴れているということです。

粉が暴れる例としては、撹拌ドリップなんかが挙げられます。

最近ではこの撹拌ドリップを取り上げて、賛否両論飛び交っています。

しかし、そもそもこの撹拌ドリップは「浅煎り向き」なのです。

浅煎り豆は成分が出にくいため、あえて撹拌することで旨味を効率よく抽出できるようにしているんですね。

それを元々成分の出やすい深煎りの抽出に当てはめても、いたずらに渋みを引き出してしまうだけです。

コツとしては、細口のケトルで出来るだけ優しく、そして何回かに分けて注ぐと、粉を暴れさせることなくドリップできますよ。

2.5 焙煎が上手くできていない

5つ目の原因は、焙煎が上手くできていないということです。

もう少し詳しくいえば、芯残りがあるという状態ですね。

中までしっかり火が通らないと、生焼けの状態になってしまい、渋みが出ます。

この問題に関しては、自分でどうこう出来るわけではないですが、お店をしっかり選ぶということが重要です。

例えば、「5分で焙煎!」など短時間焙煎をウリにしている場合、その傾向が強いです。

なぜなら、短時間で焼き上げようとすれば、強火で煎るしかなく、表面は焼けているけど中まで火が通っていないということになるからです。

動画ではこの辺りをもう少し詳しく解説しているので、良かったらどうぞ⬇︎

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3. コーヒーを渋みなく淹れられるレシピ【解説】

以上、なぜ渋くなってしまうのかを紹介しました。

とはいえ、具体的にどうしたらいいか分からないという方も多いと思います。

ここでは、とりあえずこれを守れば間違いない!というレシピを紹介・解説します。

3.1 自家焙煎珈琲屋さんもお勧めするレシピ。

今回お伝えするレシピは、過去にも記事にしたことがあるレシピになります。

色々なコーヒー屋さんから聞いたお話と、本で学んだ知識、そして試行錯誤の結果生まれたレシピです。

同じ淹れ方をしているという自家焙煎珈琲屋さんもありました。

また、私の出張カフェでも、基本的な豆はこちらのレシピで淹れています。

そんな今回のレシピは、上のツイートのように多くの反響がありました。

実際、役に立った・美味しくなったという声も頂いているので、ぜひ真似してみてください。

3.2 実際におすすめのレシピで淹れてみた【動画あり】

抽出方法 3投式

ドリッパー KONOドリップ名人

お豆 コロンビア ハイロースト(すぐろ珈琲さん)

豆の量 30g

抽出量 360ml

湯温 85℃

蒸らし 25秒

抽出時間 2分30秒(蒸らし含む)

ドリッパーは、粉全体をうまく使いやすい円錐形のものを採用しました。

(円錐形をオススメする理由はこちら

また、豆は何でもいいのですが、ここでは酸味と苦味のバランスが良いと言われるハイロースト(中煎り〜中深煎り)を使っています。

豆の量と抽出量に関してはこちらを参考にしてください。

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まとめ:基本のレシピに変化を加えて好みの味に!

記事のポイントをまとめます。


1. 自分でコーヒーを淹れると渋くなる……。

2. あなたの淹れたコーヒーが渋くなる5つの原因。

3. コーヒーを渋みなく淹れられるレシピ【解説】


こんな感じです。
今回は、なぜコーヒーが渋くなってしまうのか、そして渋みを出さないレシピを紹介しました。

こちらが基本のレシピになりますが、「もっと苦いのが好き」「もっと酸味のあるのが好き」「濃いめにしたい!」など好みがあれば、関連記事⬇︎を見てみてくださいね!

美味しいコーヒーで、ステキなひと時を過ごしください。

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